この記事の監修者

たにがわ せいま
谷川 誠真
年間1,133本のWEB CMや企業YouTubeを制作する映像制作会社、(株)ZiasPromotionの代表取締役。
技術会社である東京映像ビジネス動画制作センター(株)の代表も兼任。
フリーランスとしてWEBメディアのディレクションや登録者188万人のYouTubeチャンネルの編集ディレクターを経て、現在は映像制作会社と映像技術会社の2社を経営。
PC向け動画編集ソフトを無料で使いたいとき、まず確認したいのが「ロゴなしで出力できるか」と「初心者でも操作しやすいか」です。
無料ソフトの中には、カット編集やテロップ挿入、BGM追加まで十分に対応できるものもありますが、透かしロゴが入ったり、出力品質に制限があったりするソフトもあります。
そこで本記事では、ロゴなしで使いやすい初心者向けの無料動画編集ソフトを比較します。動画編集を無料でコスパよく進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 無料の編集ソフトと有料版との違い
- 無料で使いやすいPC向け動画編集ソフト
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無料動画編集ソフトと有料版の違い
無料ソフトでも、カット編集、テロップ追加、BGM挿入といった基本的な編集は問題なく行えます。
しかし有料版と比べると書き出し条件や使える素材に違いがあるため、ここからは透かしロゴの有無と、動画の長さや出力品質の制限を見ていきます。
機能制限と透かしロゴの有無
無料版を使うときに最初に確認したいのは、完成動画に透かしロゴが入るかどうかです。編集中の画面では問題なく見えていても、書き出した動画にロゴが重なるソフトがあります。
DaVinci Resolveは無料版でも透かしなしで使いやすく、Clipchampも無料素材を中心に使えばロゴを入れずに出力しやすいでしょう。
PowerDirector無料版やFilmora無料版は透かしが入るケースがあるため、商用利用では素材やテンプレートの利用条件も確認してください。
動画の長さと出力品質の制限
無料版では、書き出せる動画の長さや画質に制限がかかることがあります。フルHDまでは無料で使えても、4K出力、高フレームレート、細かな形式指定には有料プランが必要なソフトもあります。
一方、SNS投稿や短いYouTube動画なら無料版で足りる場面は少なくないでしょう。
企業用動画や長尺コンテンツでは画質や形式が仕上がりに関わるため、編集前に何分の動画をどの解像度で作り、どこへ投稿するのかを決めてみてください。
PC用無料動画編集ソフトの選び方
PC向けの編集ソフトでは、操作画面だけでなく、自分の環境で無理なく動くかまで見て選ぶ必要があります。ここからは、OSとスペック、操作性、必要な編集機能の順に、選び方を整理します。
PCのOSとスペックに合っているか
PC用ソフトを選ぶときは、自分のOSとスペックに合っているかを最初に確認します。Windows 11やWindows 10に対応していても、メモリやGPU性能が足りないと動作が重くなることがあります。
ClipchampやCapCutは始めやすく、軽めの編集にも向いているでしょう。DaVinci Resolveは高機能なぶん、快適に使うにはメモリ16GB以上や十分なGPU性能があると安心です。
4K動画を扱う場合は保存容量や書き出し時間も変わるため、公式の動作環境を確認してから導入してください。
操作に迷わず使えるか
初めて動画編集をするなら、機能の多さよりも、迷わず1本完成できるかを重視したほうが続けやすいでしょう。ClipchampやCapCutはテンプレートやドラッグ操作が中心で、カット、テロップ、BGM追加までの流れをつかみやすいソフトです。
DaVinci Resolveはできることが多く、慣れれば強力ですが、最初は画面構成や専門用語で手が止まることもあります。
日本語表示、公式ヘルプ、解説動画の多さも操作の習得では重要です。学習時間を短くしたい方は、簡単なソフトから試してみてください。
必要な編集機能が揃っているか
無料ソフトを選ぶ前に、自分が作りたい動画に必要な機能を書き出しておくと、選択肢を絞りやすいでしょう。最低限ほしいのは、カット編集、テロップ挿入、BGM追加、音量調整、書き出しです。
SNS動画を作るなら、縦型動画、テンプレート、自動字幕生成、背景削除などがあると作業がかなり楽です。
CapCutはAI機能やSNS向けの見せ方に強く、短尺動画を素早く作りたい人に向いています。色補正や音声調整まで丁寧に行うなら、DaVinci Resolveもおすすめです。
おすすめ無料動画編集ソフト5選
PCで使える無料動画編集ソフトは、操作しやすいものから本格編集に向いたものまで幅があります。ここでは、DaVinci Resolve、Clipchamp、CapCut、PowerDirector無料版、Filmora無料版の特徴と注意点を順に紹介します。
DaVinci Resolve
DaVinci ResolveはWindows、Mac、Linuxに対応し、無料版でも本格的な編集に使えるソフトです。
カット編集、テロップ追加、BGM挿入、カラー補正、音声編集、書き出しまで一通り扱え、透かしロゴなしで出力しやすい点も魅力です。特に色補正に強く、中級者以上の人にも向いています。
ただ、機能が多いため、最初からすべて覚えようとすると負担を感じるかもしれません。初心者は使う画面や機能を絞り、短い動画を1本仕上げてみてください。
Clipchamp
ClipchampはMicrosoftが提供する動画編集ツールで、Windowsとブラウザで使えます。Windows 11ユーザーが始めやすく、Microsoftアカウントで利用できる点も扱いやすいところです。
操作画面は比較的シンプルで、テンプレート、画面録画、テキスト追加、BGM挿入などを直感的に扱えます。無料プランでも基本的な編集と書き出しに対応しており、有料素材を使わなければロゴなしで出力しやすいでしょう。
社内動画や簡単なYouTube動画、SNS用の短い動画を手早く作りたい人に向いています。
CapCut
CapCutはWindows、Mac、ブラウザに対応し、SNS向けの短い動画を作りたい人に向いた編集ソフトです。テンプレート、エフェクト、自動字幕、背景削除などを扱いやすく、初めてでも見栄えのある動画を作りやすいでしょう。
スマホ版との相性もよく、撮影した素材をスマホで軽く整え、PCで仕上げる使い方もしやすいです。
基本的にはロゴなしで出力しやすいものの、Pro素材や一部テンプレートを使うと有料扱いになる場合があります。書き出し前に、有料素材が含まれていないか確認してください。
PowerDirector無料版
PowerDirector無料版はWindowsとMacで使え、操作画面が分かりやすいソフトです。
テンプレートやエフェクトを使って手早く動画を形にしやすく、カット編集、文字入れ、BGM追加などを試しながら編集の流れを覚えられます。AI機能や素材も充実しており、完成イメージを作りやすい点も特徴です。
ただし、無料版で書き出すと透かしロゴが入る場合があります。公開用や仕事用としてロゴなしで使いたい場合は、無料版で操作を試し、必要に応じて有料版も確認してみてください。
Filmora無料版
Filmora無料版はWindowsとMacに対応し、見やすい画面と豊富なテンプレートが特徴のソフトです。
カット、テロップ、音楽、エフェクトなどを組み合わせやすく、動画編集に慣れていない人でも完成形をイメージしながら作業できます。また素材や演出の種類が多いため、雰囲気のある動画を短時間で作りたい場合にも便利です。
ただし、無料版で出力した動画には透かしロゴが入ります。編集機能を試す目的なら十分使えますが、YouTubeや仕事用に公開する動画を作るなら、有料版との違いを確認してください。
よくある質問
無料ソフトは便利ですが、無料で使える範囲や書き出し条件を見落としやすい面があります。ここでは、完全無料で使えるソフト、Windows 11対応、ロゴなし出力、初心者向けの選び方について整理します。
完全無料で使える動画編集ソフトはありますか?
無料で始めやすい選択肢としては、DaVinci Resolveの無料版がおすすめです。基本的な編集だけでなく、カラー補正や音声編集まで対応でき、通常の使い方なら透かしなしで書き出しやすいソフトです。
Clipchampも無料で始めやすく、簡単な動画作成には十分対応できるでしょう。
ただし、有料素材、プレミアム機能、クラウド容量、AI機能などは料金が発生する場合があります。無料で使えることと、すべての機能を無料で使えることは別なので、導入前と書き出し前に確認してください。
Windows 11で使える無料動画編集ソフトは?
Windows 11で使える無料動画編集ソフトには、Clipchamp、CapCut、DaVinci Resolve、PowerDirector無料版、Filmora無料版などがあります。
特にClipchampはMicrosoftが提供しているため、Windows 11環境で始めやすいでしょう。短い動画や簡単な編集ならClipchampやCapCut、本格的に色補正や音声調整まで行いたいならDaVinci Resolveを検討してみてください。
同じWindows 11でも、PCの性能によって動作の軽さは変わります。メモリ、ストレージ空き容量、GPU性能を確認してから入れると安心でしょう。
ロゴなしで出力できる無料ソフトはどれ?
ロゴなしで出力したい場合は、DaVinci Resolve、Clipchamp、CapCutを中心に見てみてください。DaVinci Resolveは無料版でも透かしなしで書き出しやすく、本格的な編集にも対応できます。
Clipchampは無料素材を中心に使えばロゴなしで出力しやすいですが、有料素材を入れると条件が変わることがあります。CapCutも扱いやすいソフトですが、Pro素材や一部テンプレートには注意が必要です。
PowerDirector無料版やFilmora無料版は透かしが入るケースが多いため、公開用動画では事前に書き出し条件を確認しましょう。
初心者が最初に選ぶべきソフトは?
初心者が最初に選ぶなら、作りたい動画の種類に合わせると迷いにくいでしょう。Windowsで簡単な動画を作りたいならClipchamp、TikTokやYouTubeショートのような短尺動画を作りたいならCapCutが始めやすいです。
テンプレートや自動字幕があると、最初の1本を完成させる負担を減らせます。将来的に映像制作を本格的に学びたい方は、DaVinci Resolveを試してみてください。
最初から完璧を目指さず、30秒〜1分の動画を作り、編集の流れに慣れることを優先しましょう。
まとめ
PCで利用できる無料編集ソフトは数多くありますが、機能や出力に制限があることが多いため、商用利用では注意が必要です。利用前に内容をしっかり確認し、目的に合うものを選びましょう。
なお、個人でも編集をすることは可能ですが、時間がかかったり、統一感を出せないことも少なくありません。
「動画編集の時間を短縮したい」「自社で編集しているが品質に限界を感じている」といった方は、ぜひ株式会社ZiasPromotion(ジアスプロモーション)にお任せください。
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