この記事の監修者

たにがわ せいま
谷川 誠真
年間1,133本のWEB CMや企業YouTubeを制作する映像制作会社、(株)ZiasPromotionの代表取締役。
技術会社である東京映像ビジネス動画制作センター(株)の代表も兼任。
フリーランスとしてWEBメディアのディレクションや登録者188万人のYouTubeチャンネルの編集ディレクターを経て、現在は映像制作会社と映像技術会社の2社を経営。
動画編集を外注したいものの、「費用はいくらかかるのか」「フリーランスと制作会社のどちらに依頼すべきか」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
動画編集を外注すれば、社内の作業負担を減らしながら、一定のクオリティを保った動画を継続的に制作しやすくなります。
この記事では、動画編集を外注する際の費用相場をYouTube動画やショート動画などの工程別に解説します。
クラウドソーシング・フリーランス・動画制作会社の違いや、優良な外注先の選び方、依頼の流れ、コストを抑える方法も紹介するため、外注先を比較・検討している個人や企業担当者はぜひ参考にしてください。
- 動画編集外注時の費用相場
- 外注先の種類と違い
- 優良な外注先の選び方
\かんたん30秒/
動画編集を外注する4つのメリット
動画編集を外注すると、編集作業に必要な機材やソフトを自社でそろえる負担を抑えながら、社内の担当者が本来の業務に集中しやすくなります。外注のメリットを確認し、自社の課題に合わせて依頼範囲を決めましょう。
機材・ソフト代のコストを削減できる
動画編集を外注することで、編集用パソコンやソフトウェアを自社で用意する初期コストを抑えられます。本格的に内製する場合は、主に次の費用が発生します。
| 必要なもの | 費用の目安 |
|---|---|
| 動画編集用パソコン | 約27万~40万円以上 |
| Adobe Premiere | 月額3,280円、年間約3万9,000円 |
| 外付けストレージ | 数万円程度 |
| モニター・周辺機器 | 数万~十数万円程度 |
| 編集担当者の学習・人件費 | 社内の体制によって異なる |
実際、Adobe Premiereの個人向け単体プランは、年間契約の月々払いで月額3,280円です。
また、Adobeは4K以上の動画編集に32GB以上のメモリを推奨しており、一般的な事務用パソコンでは快適に編集できないため、高性能なパソコンも必要です。
ただし、継続的に大量の動画を制作する場合、外注費が内製コストを上回る可能性もあります。まずは月間の制作本数と外注費を算出し、機材費・ソフト代・担当者の人件費を含めて比較することが大切です。
社内の工数を減らし本業に集中できる
動画編集には、素材の確認やカット、テロップ挿入、BGM選定、書き出しなど、多くの作業が必要です。動画の長さや編集内容によっては、1本を完成させるまでに数時間から数十時間かかることもあります。
しかし編集を外注すれば、動画の企画やテーマ選定、営業や顧客対応、新商品の開発やマーケティング施策などのコア業務に時間を使いやすくなります。
社内では素材の共有と完成動画の確認のみを行うことで、編集に使っていた時間の多くを企画や営業へ振り分けられるでしょう。
プロの技術で動画クオリティが上がる
経験豊富な動画編集者へ依頼すると、映像や音声を見やすく整えるだけでなく、視聴者を飽きさせない演出まで取り入れやすくなります。
プロに依頼することで品質を高めやすい主な項目は、次のとおりです。
| 編集項目 | 期待できる効果 |
|---|---|
| カット編集 | 無駄な間を減らし、テンポよく見せる |
| テロップデザイン | 重要な情報をわかりやすく伝える |
| カラーグレーディング | 映像の色や明るさを整え、世界観を統一する |
| BGM・効果音 | 場面の変化や感情を印象づける |
| アニメーション | 図解や文字に動きを加え、理解を助ける |
| 音声調整 | ノイズや音量差を抑え、聞き取りやすくする |
特にYouTubeでは、冒頭の構成やカットのテンポ、テロップの読みやすさによって視聴体験が変わります。
内容が同じでも、不要な部分を削り、重要な場面を効果音や文字で強調することで、最後まで視聴してもらいやすくなります。
動画編集外注の費用相場【工程別】
動画編集の外注費用は、依頼する工程や動画の長さ、編集の難易度によって異なります。
YouTube動画の基本的な編集であれば、1本あたり5,000~3万円程度が目安ですが、制作会社へ依頼する場合や企画・構成まで任せる場合は、5万~10万円以上になることもあります。
| 依頼する工程 | 費用相場の目安 |
|---|---|
| カット編集 | 3,000~1万円程度 |
| テロップ・BGM・効果音を含む編集 | 5,000~3万円程度 |
| サムネイル制作 | 1枚1,000~5,000円程度 |
| 企画・構成を含む動画編集 | 1本5万~10万円程度 |
| 制作会社への編集依頼 | 1本3万~10万円程度 |
同じ「動画編集の外注」でも、素材の長さ、フルテロップの有無、アニメーションの量、修正回数などによって料金は変わります。
動画制作の相場について、詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

外注先の種類と特徴
動画編集の外注先は、大きく分けてクラウドソーシング、フリーランス、動画制作会社、専門プラットフォームの4種類です。
それぞれ費用や対応範囲、品質管理の方法が異なるため、依頼先を決める際は、実績や対応範囲、連絡の取りやすさ、継続発注の可否まで比較することが大切です。
クラウドソーシング(ランサーズ・ココナラ)
ランサーズやココナラは、複数の個人クリエイターを比較し、オンライン上で動画編集を外注できるサービスです。動画編集を個人へ依頼したい場合や、低予算でテスト発注したい場合に向いています。
ココナラの動画編集相場は、簡易的なYouTube動画で1本5,000~1万5,000円程度が目安です。ランサーズの参考価格では、YouTube動画が5,000~3万円程度、ショート動画が5,000~1万円程度とされています。
| 項目 | ランサーズ | ココナラ |
|---|---|---|
| 主な依頼方法 | 募集を出す・パッケージを購入する | 出品サービスを購入する・募集する |
| 費用感 | 予算を提示して提案を募りやすい | 料金とサービス内容を比較しやすい |
| 向いている依頼 | 継続案件、条件に合う人材の募集 | 単発依頼、低予算でのテスト発注 |
クラウドソーシングのメリットは、次のとおりです。
- 複数の編集者を料金や実績で比較できる
- 少額・単発から依頼しやすい
- 決済を運営会社が仲介する
- 地域を問わずクリエイターを探せる
ただし、編集スキルや対応品質には個人差があります。最初から大量発注せず、まず1本をテスト依頼し、クオリティや連絡の取りやすさを確認してから継続契約へ進むと安心です。
フリーランスへの直接依頼
動画編集者のSNSやポートフォリオを確認し、フリーランスへ直接依頼する方法もあります。主な探し方は次のとおりです。
- X(旧Twitter)やInstagramで検索する
- YouTubeやWebサイトの問い合わせ先から連絡する
- 知人や取引先から紹介してもらう
- クリエイター紹介サービスを利用する
直接依頼では、クラウドソーシングの仲介手数料が発生しないため、予算を抑えながら編集者の報酬も確保しやすい点がメリットです。
しかしSNS上の実績だけでは、納期の管理能力や連絡の取りやすさまで判断できない場合があるため、まず1本をテスト発注し、仕上がりや対応を確認してから継続依頼を検討すると安心です。
フリーランスへの依頼に関しては、こちらの記事もチェックしてください。

動画制作会社への依頼
動画の品質や法人向けの対応体制を重視する場合、動画制作会社や専門プラットフォームへの依頼が適しています。
中小規模の動画制作会社では、企画・構成・撮影・編集・納品までを一括して任せられるケースが多く、社内に動画制作の知識がなくても相談しながら進められます。
担当者が窓口となり、カメラマンや編集者への指示、進行管理、品質確認を行うため、発注側の管理負担を抑えやすい点もメリットです。
ただし、担当者や制作チームの人件費が含まれるため、フリーランスへの直接依頼より総額が高くなる傾向があります。
見積もりでは、企画費、撮影費、編集費、ディレクション費、修正費の内訳を確認し、予算だけでなく品質と管理負担のバランスで選びましょう。
優良な外注先の選び方と確認ポイント
動画編集の外注先を選ぶ際は、料金の安さだけで判断しないことが大切です。実績、編集技術、コミュニケーション、契約条件など複数の軸で比較し、自社の目的や運用体制に合う外注先を選びましょう。
ポートフォリオと実績の確認方法
動画編集の外注先を選ぶ際は、過去の制作本数だけでなく、自社が制作したい動画と近いジャンルの実績があるかを確認しましょう。
解説動画、Vlog、ビジネス系、商品紹介など、ジャンルによって適した編集は異なります。自社の動画に近い実績があれば、完成イメージを共有しやすくなります。
制作会社の場合、会社全体の実績だけでなく、実際に担当する編集者のサンプルも確認しましょう。
希望に近い参考動画を提示し、「同じようなテンポやデザインに対応できるか」を具体的に相談すると、編集スタイルのミスマッチを防ぎやすくなります。
修正回数・納期・契約条件の確認
動画編集を発注する前に、修正回数や納期、納品形式などの条件を書面で確認しましょう。認識が曖昧なまま進めると、追加料金や納期の遅れにつながる可能性があります。
修正については、「回数」だけでなく、どこまでを無料修正に含むかも重要です。誤字や音量調整は無料でも、構成変更や素材の差し替えは追加料金になる場合があります。
また、企業の未公開商品や顧客情報を含む素材を共有する場合は、秘密保持契約(NDA)の締結を検討します。納品後に動画を広告や複数のSNSで使用する予定がある場合は、著作権や利用範囲も事前に確認しましょう。
業務内容・料金・納期・権利関係を契約書や発注書に残すことで、外注後のトラブルを防ぎやすくなります。
動画制作の納期については、こちらの記事も参考にしてください。

外注コストを抑えるコツ
動画編集の外注費は、発注方法や事前準備を工夫することで抑えられます。単に料金の安い編集者を選ぶのではなく、作業時間や修正回数を減らすことが重要です。
まとめ発注・月額契約で単価を下げる
複数本をまとめて発注すると素材共有や確認にかかる手間が減るため、1本あたりの単価を減らせます。
たとえば、YouTube動画1本が1万~3万円の場合、月4本では4万~12万円が目安です。ショート動画では、月額7万7,000円から利用できる定額制サービスもあります。
価格交渉は、テスト発注で品質を確認したあと、継続本数や契約期間を提示するタイミングがおすすめです。単に値下げを求めるのではなく、編集者の作業を効率化できる条件とセットで相談することが重要です。
素材・指示書の整備でリテイクを減らす
修正やリテイクが増えると、追加費用や納期の遅れにつながります。外注前に素材を整理し、具体的な指示書を用意しておきましょう。
よくある修正内容をマニュアルへ追記していけば、発注を重ねるほど認識のずれが減り、安定した品質で依頼しやすくなります。
動画制作を格安でお願いしたいときは、こちらの記事も参考にしてください。

よくある質問
ここでは、動画編集の外注に関するよくある質問に回答します。
動画編集の外注でまず確認すべきことは何ですか?
まずは、依頼する作業範囲、予算、納期、完成イメージを整理しましょう。
カットやテロップなどの依頼範囲、見積もりに含まれる作業内容、修正回数と追加料金、納品形式、過去の実績やポートフォリオまで確認しておくと安心です。
参考動画や指示書を用意しておくと、編集者との認識のずれを防ぎやすくなります。
動画編集の外注を進める際の注意点は何ですか?
料金の安さだけで依頼先を決めず、実績、対応範囲、修正条件、納期を確認することが大切です。完成イメージは参考動画で共有し、素材尺や作業範囲、著作権、実績公開の条件まで事前に確認しておきましょう。
最初は1本をテスト発注し、依頼内容を文書化してから制作を始めると、追加費用や仕上がりのずれを防ぎやすくなります。
動画編集の外注の効果を高める方法はありますか?
外注先へ任せきりにせず、動画の目的、ターゲット、参考動画を具体的に共有するのがおすすめです。公開後は再生数や視聴者維持率を確認し、良かった点と改善点を編集者に伝えると、次回以降の品質を高めやすいでしょう。
編集ルールを文書化し、相性のよい編集者へ継続発注することで、制作のやり取りもスムーズになります。
まとめ
動画編集を外注すれば、社内の作業負担を減らしながら、動画の品質や投稿ペースを安定させることが可能です。実績・対応範囲・修正条件・納期を比較し、納得できる依頼先を選びましょう。
株式会社ZiasPromotion(ジアスプロモーション)では、動画の企画設計から撮影・編集、さらには公開後の活用支援まで一貫してサポートしています。
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| 社名 | 株式会社ZiasPromotion(ジアスプロモーション) |
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