この記事の監修者

たにがわ せいま
谷川 誠真
年間1,133本のWEB CMや企業YouTubeを制作する映像制作会社、(株)ZiasPromotionの代表取締役。
技術会社である東京映像ビジネス動画制作センター(株)の代表も兼任。
フリーランスとしてWEBメディアのディレクションや登録者188万人のYouTubeチャンネルの編集ディレクターを経て、現在は映像制作会社と映像技術会社の2社を経営。
ドローン撮影は、建物や施設、観光地、イベント、工事現場などを上空から印象的に見せる撮影方法です。
地上からの撮影では伝えきれないスケール感や立地の魅力を表現できるため、不動産、建設、観光、企業PR、採用動画など幅広い分野で活用されています。
一方、ドローン撮影の料金は業者によって大きく異なり、撮影時間、編集の有無、飛行許可の申請、出張費、機材の種類によって総額が変わります。
そこでこの記事では、ドローン撮影の費用相場、料金内訳、追加オプション、依頼先ごとの違い、見積もり時の注意点までを初心者向けに解説します。ドローン撮影の依頼に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
- ドローン撮影の費用相場
- ドローン撮影でかかる費用の内訳
- 制作会社とフリーランスの費用比較
\かんたん30秒/
ドローン撮影の費用相場と料金体系
ドローン撮影の費用は、一般的に3万円〜30万円程度が目安です。
短時間の簡易撮影であれば3万円台から依頼できる場合がありますが、企業PRや観光プロモーションのように編集や演出を含む場合は20万円以上になることもあります。
ここでは、ドローン撮影にかかる費用の相場について、より詳しく解説します。
撮影時間別の基本料金相場
ドローン撮影の基本料金は、撮影時間によって変わります。短時間撮影は1〜2時間で3万〜6万円程度、半日撮影は3〜4時間で5万〜12万円程度、1日撮影は8時間前後で10万〜20万円程度が目安です。
| 撮影時間 | 費用相場 | 含まれやすい内容 |
|---|---|---|
| 短時間撮影 | 3万〜6万円程度 | 簡易撮影、静止画または短尺動画、基本データ納品 |
| 半日撮影 | 5万〜12万円程度 | 複数カット撮影、簡易確認、基本的な素材納品 |
| 1日撮影 | 10万〜20万円程度 | 複数地点の撮影、撮影スタッフ拘束、素材一式納品 |
| 編集込み撮影 | 15万〜30万円程度 | 撮影、カット編集、BGM、テロップ、納品データ作成 |
基本料金には、操縦料、標準機材費、撮影データの納品が含まれます。ただし、飛行時間そのものではなく、現地での拘束時間を基準に料金が決まるケースもあります。
撮影プラン別料金の違い
ドローン撮影では、体験プラン、スタンダードプラン、プロフェッショナルプランのように、内容別に料金が分かれていることがあります。
価格差は、撮影時間、編集作業、予備日の有無、使用機材、スタッフ体制によって変わります。
| プラン | 費用相場 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 体験プラン | 3万〜5万円程度 | 短時間撮影、編集なし、素材納品中心 |
| スタンダードプラン | 8万〜12万円程度 | 半日撮影、基本編集、BGMや簡易テロップ |
| プロフェッショナルプラン | 20万円以上 | 企画、撮影、編集、ナレーション、高品質機材、予備日対応 |
体験プランは、記録用や簡単な素材撮影に向いており、スタンダードプランは、WebサイトやSNSに使う動画に適しています。
プロフェッショナルプランは、企業PR動画や観光映像、広告用動画など、映像の完成度を重視する場合におすすめです。
地域・業者による料金差
ドローン撮影の料金は、地域や依頼先によっても変わります。都市部では人件費や移動コストが高く、法人業者の料金もやや高めになる傾向があります。
一方、地方では比較的安く依頼できる場合もありますが、遠方の業者を呼ぶと出張費や交通費が追加されます。
| 依頼先・地域 | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| 都市部の法人業者 | 15万〜50万円程度 | 実績や安全管理体制が整っている |
| 地方の法人業者 | 10万〜30万円程度 | 地域事情に詳しく、移動費を抑えやすい |
| 個人フリーランス | 5万〜20万円程度 | 費用を抑えやすいが、対応範囲に差がある |
| 格安業者 | 3万〜10万円程度 | 短時間撮影や編集なしの案件に向いている |
格安業者は費用面で魅力がありますが、許可申請、保険、撮影実績、納品品質を必ず確認しましょう。安さだけで選ぶと、撮影当日に飛行できない、必要なカットが足りないといった問題が起こる可能性があります。
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ドローン撮影料金の詳細内訳とオプション費用
ドローン撮影の見積もりでは、基本料金の中に何が含まれているかを確認しましょう。ここでは、ドローン撮影料金の内訳とオプション料金について解説します。
基本料金に含まれるサービス内容
基本料金には、操縦者の人件費、ドローン本体やバッテリーなどの機材費、撮影データの納品、簡易的な安全確認が含まれます。業者によっては、損害賠償保険や簡単な色補正、短いダイジェスト編集が含まれる場合もあります。
| 項目 | 基本料金に含まれやすい内容 |
|---|---|
| 操縦料 | パイロットの撮影対応、現地での飛行操作 |
| 機材費 | 標準ドローン、バッテリー、送信機、記録媒体 |
| 撮影データ | 静止画、動画素材、基本的なデータ納品 |
| 安全管理 | 飛行前確認、周辺確認、簡易的なリスク確認 |
| 保険料 | 業者によっては賠償責任保険を含む |
| 簡易編集 | カット編集や色補正が一部含まれる場合がある |
撮影予備日は、基本料金に含まれる場合と別料金になる場合があります。天候に左右されやすい撮影では、延期時の費用や再調整の条件を事前に決めておくと安心です。
追加オプション料金一覧
ドローン撮影では、編集や特殊撮影を加えると追加費用が発生します。特に、高度な編集、夜間撮影、特殊機材の使用、追加撮影日は金額が上がりやすい項目です。
| オプション項目 | 費用相場 | 内容の目安 |
|---|---|---|
| 高度編集 | 5万〜15万円程度 | 構成編集、テロップ、BGM、色補正、演出追加 |
| 追加撮影日 | 5万〜15万円程度 | 天候延期以外の再撮影や追加撮影 |
| 特殊機材使用 | 3万〜20万円程度 | 高性能ドローン、望遠カメラ、FPV機体など |
| 夜間撮影 | 5万〜20万円程度 | 夜景撮影、照明演出、安全管理強化 |
| 水中ドローン | 10万〜30万円程度 | 水中設備、海中、河川、ダムなどの撮影 |
| 許可申請代行 | 1万〜5万円程度 | 飛行許可・承認申請のサポート |
| ナレーション追加 | 3万〜10万円程度 | 原稿作成、ナレーター手配、収録 |
| 出張費・交通費 | 実費〜5万円程度 | 遠方移動、宿泊、車両費など |
オプションには不要なものもあり、社内確認用の記録映像であれば編集なしでも十分な場合があります。一方、企業PRや広告に使う動画では、編集や色補正に予算をかけたほうが完成度は高まります。
依頼先別の費用比較と選び方のポイント
ドローン撮影の依頼先には、法人の撮影会社、個人フリーランス、ドローンスクール系の事業者などがあります。ここからは、依頼先別の費用相場と撮影業者の選び方のポイントを解説します。
法人業者vs個人フリーランスの費用比較
ドローン撮影を法人業者に依頼する場合の相場は15万〜50万円程度、個人フリーランスに依頼する場合は5万〜20万円程度が目安です。
法人業者は、複数名体制での撮影や保険対応、編集、納品後のサポートまで任せやすい点が強みです。
| 依頼先 | 費用相場 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 法人業者 | 15万〜50万円程度 | 安全管理、保険、編集、進行管理に強い | 費用が高くなりやすい |
| 個人フリーランス | 5万〜20万円程度 | 費用を抑えやすく、柔軟に相談しやすい | 品質や対応範囲に差がある |
| ドローンスクール系 | 8万〜25万円程度 | 操縦技術や法令知識に強い場合がある | 映像制作力は事業者ごとに異なる |
| 格安業者 | 3万〜10万円程度 | 短時間撮影や素材撮影に向いている | 許可、保険、編集品質の確認が必要 |
初めて依頼する場合、実績動画を確認したうえで、撮影だけでなく許可申請や保険についても説明してくれる依頼先を選ぶとよいでしょう。価格が安くても、法令や安全管理への説明が曖昧な場合は注意が必要です。
依頼時の注意点と見積もりのチェックポイント
見積もりを確認する際は、撮影時間、撮影場所、納品データの形式、編集の有無、交通費、許可申請費、キャンセル料を確認しましょう。天候不良による延期が無料なのか、再撮影扱いになるのかも重要です。
また、撮影した映像の著作権や利用範囲も確認してください。自社サイト、SNS、広告、展示会、テレビ放映など、利用目的が広がる場合、二次利用の可否を契約前に明記しておく必要があります。
ドローン撮影では、操縦者の資格や飛行許可の確認も欠かせません。ドローンの飛行や撮影については、国土交通省の「ドローン情報基盤システム2.0」で手続きできます。
手続きは業者が行いますが、全てを業者任せにせず、必要な手続きが行われているか確認しておくと安心です。
よくある質問
ドローン撮影は、通常の写真撮影や動画撮影よりも専門的な確認事項が多い分、費用や依頼先選びで迷いやすい分野です。ここでは、ドローン撮影に関するよくある質問に回答します。
ドローン撮影を個人に依頼する場合の相場は?
個人フリーランスにドローン撮影を依頼する場合、費用相場は3万〜15万円程度です。短時間の素材撮影であれば比較的安く依頼できますが、編集や許可申請、遠方出張が加わると費用は上がります。
法人より費用を抑えやすいのはメリットですが、保険加入、飛行許可への対応、過去の撮影実績は必ず確認しましょう。
格安でドローン撮影を依頼する方法は?
格安で依頼したい場合は、撮影時間を短くし、編集なしの素材納品にすると費用を抑えやすくなります。撮影場所を1カ所に絞り、希望カットを事前に整理しておくことも有効です。
ただし、安さだけで選ぶと、許可申請や保険が不十分な場合があります。見積もり時には、飛行条件、安全管理、納品内容を必ず確認してください。
ドローン撮影に必要な資格や許可は?
ドローン操縦に国家資格が常に必須というわけではありません。ただし、国土交通省の制度では、無人航空機操縦者技能証明が設けられており、飛行内容によっては許可・承認が必要です。
人口集中地区、夜間飛行、目視外飛行、人や物件との距離が近い飛行などでは手続きが求められる場合があります。依頼時は、資格、飛行許可、保険加入を確認しましょう。
まとめ
ドローン撮影の費用相場は、簡易的な短時間撮影で3万〜6万円程度、半日撮影で5万〜12万円程度、1日撮影で10万〜20万円程度が目安です。
見積もりを取る際は、金額だけでなく、基本料金に含まれる内容、追加費用、納品形式、著作権、飛行許可の対応まで確認しましょう。
ドローン撮影は、迫力ある映像を撮影できる点が魅力ですが、成果につなげるには編集や構成も欠かせません。
空撮映像を企業PR、商品紹介、採用動画、WEB CMなどに活用する場合、視聴者に何を伝えたいのかを整理し、テロップやBGM、ナレーションを組み合わせて設計することが大切です。
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