この記事の監修者

狩俣 瑞季
株式会社ZiasPromotion プランナー
京都大学 経済学部 出身
7年のWebライター/映像シナリオ歴を活かし、株式会社ZiasPromotionでは主にYouTubeシナリオの作成を担当。
税理士・社労士分野では、税制改正や助成金情報などを素早くキャッチし企画や台本に落とし込みます。
視聴者に寄り添い、難しい内容でもできるだけわかりやすくお伝えすることを大切にしています!
一つひとつ丁寧に、伝わるコンテンツづくりをお手伝いします。
これまで、税理士の集客では、「紹介」や「既存顧客からの口コミ」が中心でした。しかし近年、幅広い潜在顧客にアプローチできることからYouTubeを活用した集客に注目が集まっています。
YouTubeは単なる動画配信サービスではなく、検索エンジンとして多くのユーザーに利用されています。
税務に関する疑問を動画で検索する人も多いため、適切に運用すれば見込み顧客に継続的にアプローチできるでしょう。
本記事では、税理士がYouTubeで集客するための基本的知識や、成功のポイントについて解説します。集客を拡大したい方、認知度をさらに高めたい方はぜひチェックしてみてください。
- YouTube集客の特徴
- YouTube集客の流れ
- 税理士YouTube成功のポイント
他の集客方法とYouTube集客の違い
税理士業界に限らず、最近はYouTubeをビジネスに活用する個人や企業が増えています。まずは、他の集客方法とYouTube集客の違いについて見ていきましょう。
主な集客手段とYouTubeの特徴は、次の通りです。
| 集客方法 | 特徴・内容 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 紹介・口コミ | 既存顧客や知人からの紹介 | ・信頼度が高い ・成約につながりやすい | 新規顧客の数をコントロールしにくい |
| ホームページ(SEO) | 検索エンジンから集客 | ・長期かつ安定した流入が期待できる | 人柄や雰囲気が伝わりにくい |
| セミナー・イベント | 直接顧客と接点を持つ | ・専門性や信頼を直接伝えられる | 開催コストや時間がかかる |
| SNS(X・Instagramなど) | 情報発信・拡散 | ・手軽に発信できる ・認知拡大につながる | ・投稿の寿命が短い ・継続的な集客が難しい |
| YouTube | 情報発信・拡散 | ・専門性と人柄を同時に伝えられる ・コンテンツが資産化する | ・動画制作に手間がかかる |
YouTubeは全世代の6割以上に毎日利用されているSNS(※参考)であり、拡散力は非常に大きいです。
動画の制作には時間がかかりますが、一度作ったコンテンツは他のSNSとは異なり資産となります。そのため、検索からの長期的な流入も見込めるでしょう。
参考:YouTubeは全世代の6割以上が毎日利用、日本人の視聴習慣と利用実態調査2026
\かんたん30秒/
税理士YouTube集客マーケティングの流れ
多くの成功チャンネルでは、「認知 → 視聴 → 信頼 → 相談」という流れを意識したマーケティング設計がされています。税理士として新しくYouTubeを始める際は、この流れを意識してみてください。
ここでは、税理士YouTube集客の基本的なマーケティングの流れについて解説します。
①認知:存在を知ってもらう
まず、見込み顧客にチャンネルの存在を知ってもらいましょう。YouTubeでは、主に以下のような経路から動画視聴につながります。
- YouTube検索
- 関連動画・おすすめ動画
- SNSシェア
- Google検索
税理士のYouTubeでは、特に検索経由の視聴が多い傾向にあります。具体的には、次のようなキーワードで動画が検索されます。
多くのユーザーは、税務に関する疑問を解決するために動画を探しています。
検索ニーズに対応した動画を投稿することで、税務に関心を持つユーザーにチャンネルを知ってもらうことができます。そのため、税理士YouTubeではまず「検索されるテーマの動画を作ること」が重要です。
②視聴:価値を提供する
見込み顧客に認知された後は、ユーザーに動画を視聴してもらいましょう。 YouTubeでは、タイトル、サムネイル、冒頭30秒が視聴率に大きく影響します。
動画をクリックしてもらうためには、ユーザーの疑問や悩みを解決できる内容であることをタイトルやサムネイルで伝える必要があります。
例えば確定申告のやり方に関する動画の場合、次のように作るとよいでしょう。
| 具体例 | ポイント | |
|---|---|---|
| タイトル | ・確定申告のやり方を税理士がわかりやすく解説【初心者向け】 ・【2026年版】確定申告のやり方 ・個人事業主向け完全ガイド | ・「確定申告 やり方」など検索キーワードを入れる ・「初心者向け」など安心感を出す |
| サムネイル | ・「確定申告のやり方」 ・「初心者OK」 ・「これだけ!」 ・「ミス防止」 | ・文字は3〜6文字程度に ・大きく見やすいフォントを使う ・税理士本人の顔や書類を入れる |
| 冒頭 | 「今回は、初めて確定申告をする方に向けて、確定申告のやり方をわかりやすく解説します。」 | ・動画のメリットを最初に伝える ・ターゲットを明確にする ・動画の内容を簡潔に紹介する |
動画は文章よりも情報量が多く、理解しやすいコンテンツです。
動画という形式を活かし、図や音声を使いながら一般の人にも理解できるように噛み砕いて解説するよう意識しましょう。
③信頼:視聴者と関係を作る
動画を継続的に視聴してもらうことで、視聴者の中で信頼関係が生まれます。
税理士は無形サービスであるため、「この人に相談しても大丈夫そう」と思ってもらえるかどうかが、問い合わせにつながる重要なポイントです。
YouTubeでは、次のような要素が信頼構築につながります。
- 専門知識の深さ
- わかりやすい解説
- 人柄や話し方
- 継続的な情報発信
信頼獲得フェーズにおいては、人柄や動画の雰囲気がとても重要です。
明るくハキハキとした話し方、優しそうな雰囲気、相談しやすそうな空間などの要素が積み重なることで、「この税理士に相談したい」という信頼が生まれます。
④相談:問い合わせに繋げる
信頼が生まれても、問い合わせの導線がなければ相談にはつながりません。そこで重要になるのが、問い合わせ導線の設計です。
導線の例は、次のとおりです。
・動画概要欄にホームページのリンクを設置する
・LINE相談の案内を掲載する
・無料相談フォームのリンクを紹介する
YouTubeでは、動画内リンクや概要欄、エンド画面などを使って他のページへ誘導できます。導線を整えることで、視聴者がスムーズに問い合わせできるようになるでしょう。
税理士がYouTubeで集客を成功させるポイント
YouTubeを使った集客を成功させるためには、いくつか意識しておきたいポイントがあります。ここでは、税理士YouTubeを運用するうえで特に重要なポイントを紹介します。
最終目標を決めておく
YouTubeを始める前に、まず「何のために動画を発信するのか」という最終目標を決めましょう。
目標の例は、次のとおりです。
・顧問契約を増やしたい
・税務相談の問い合わせを増やしたい
・事務所の認知度を高めたい
目標が曖昧なまま運用を始めると動画内容がブレてしまい、成果につながりにくくなります。
YouTube運用のゴールを明確にしておくことで、動画のテーマや導線設計も決めやすくなるでしょう。
ターゲットを絞り込む
ターゲットによって、興味を持つテーマは大きく異なるため、YouTubeで成果を出すにはターゲットを明確にすることも重要です。
例えばフリーランス向けであれば「副業の税金」や「確定申告のやり方」、中小企業向けであれば「法人の節税」や「税務調査対策」などのテーマが考えられるでしょう。
ターゲットを絞ることで動画の方向性が明確になり、視聴者にも価値が伝わりやすくなります。
チャンネルのコンセプトを決める
ターゲットが決まったら、チャンネルのコンセプトを決めることも大切です。誰に向けた情報を発信するのかを明確にすることで、動画テーマがブレにくくなります。
また、特定の分野に特化することで専門性も伝わりやすくなり、信頼構築にもつながります。
税理士の場合、フリーランス専門、中小企業向けなどのコンセプトが考えられるでしょう。
チャンネルのテーマが広すぎると視聴者が定着しにくくなるため、まずは特定のテーマに絞ることを意識してみてください。
図や具体例を積極的に入れる
税務は専門性が高く、一般の人にとって理解が難しいテーマです。そのため、動画ではできるだけ図や具体例を使って説明することが大切です。
図や具体例があることで視聴のハードルも下がり、継続して動画を見てもらいやすくなります。
税務を全く知らない人でも分かるのかを意識して、できる限り簡単な解説を行いましょう。
継続して動画を投稿する
動画を定期的に投稿することで、YouTubeのアルゴリズムに評価されやすくなり、視聴回数が増加します。
しかし、毎回新しくテーマを考えて動画を作るのは難しいため、あらかじめテーマをリスト化しておきましょう。
動画テーマを考える際は、検索キーワードとよくある質問を参考にしてみてください。例えば、税務に関する検索キーワードには次のようなものがあります。
・確定申告 やり方
・個人事業主 節税
・副業 税金
検索ニーズに対応した動画を作ることで、YouTube検索やGoogle検索からの流入が期待できます。
また、実際の顧客からよく受ける質問も、動画テーマとしておすすめです。実務に基づいた内容は視聴者にとって役立つ情報になるため、視聴回数が伸びやすい傾向があります。
最初から高い再生回数を目指す必要はないため、まずは週に1回、役立つ内容の動画を継続的に発信することを意識しましょう。
YouTubeでの集客なら株式会社ZiasPromotion
YouTubeは税理士の集客に役立つSNSですが、単に動画を投稿するだけでは成果につながりにくいため、戦略的な設計と継続的な改善が不可欠です。
株式会社ZiasPromotionでは、これまでの運用実績をもとに、再生数だけでなく「集客につながるYouTube運用」を重視したサポートを提供しています。
もし「YouTubeで集客を成功させたい」「効率よく成果につなげたい」とお考えでしたら、株式会社ZiasPromotionにご相談ください。企画設計から制作、運用改善まで、一気通貫でサポートいたします。
まずは無料相談から、お気軽にお問い合わせください。
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まとめ
YouTubeでの集客を始める際は、チャンネルのコンセプトを決め、動画テーマを整理し、問い合わせにつながる導線を設計することが重要です。
YouTubeはすぐに成果が出る集客方法ではありませんが、継続的にコンテンツを積み重ねることで、長期的に見込み顧客を集めることが可能です。
税理士としての専門知識を活かしつつ、情報発信を続けていきましょう。

